転職活動期間は、どれくらいを目安にしておけば良い?
最終更新日:2018年6月29日
転職活動を行う際には、転職活動費や生活費の心配もあるので、できるだけ早く転職先を探したいものです。
一般的には、どれくらいの期間で転職活動を終えることができるのでしょうか?
3ヶ月を目安に転職活動を行うと考えておこう
転職活動を行う人の経歴や、希望する職種によって、転職活動期間は大きく違ってきます。
しかし、平均的に見ると、3ヶ月ほどで転職先を決めている人が多いので、目安としては3ヶ月と考えておくとよいでしょう。
失業給付金をもらう際には、会社都合で退職をした場合は、直ぐに給付金が出るのですが、自己都合による場合には、失業してから3ヶ月経たないと給付金を受け取ることができません。
つまり、平均的な転職期間を超えていないと失業給付金は受け取れないようになっているわけです。
ただし、失業給付金を受け取らないまま転職先企業が決定した場合でも、以下の記事で紹介した、再就職手当をもらえます。
転職できたら、再就職手当や就業手当をもらおう
再就職手当は、早く転職が決まるほど、手当の額が多くなる仕組みになっているので、変に転職活動期間を延ばす必要はないといえるでしょう。
再就職手当をもらうためにも条件があるので、失業した後に、はじめてハローワークに訪れた際に、確認しておくとよいでしょう。
転職活動期間が長引いた場合、条件が合えば延長給付もある
転職活動は平均的には3ヶ月ほどで終わるとはいえ、失業率が高い場合などは、なかなか採用されないことがあります。
こういった場合、失業給付金をもらえる期間を過ぎてしまい路頭に迷ってしまうことになりかねません。
そういったことがないように、条件が揃えば、失業給付金を延長する仕組みである『延長給付』も準備されています。
延長給付には、『広域延長給付』『全国延長給付』『訓練延長給付』の3種類があります。
これらの内、広域、全国延長給付は、特定の地域や、全国的に失業率が高く採用されるのが難しい場合に適応される延長給付のことです。
どちらも90日間の延長給付が行われるようになっています。
訓練延長給付は、職業訓練を受けるために失業給付期間を超えてしまう人用に準備された延長給付です。
この延長給付が結構充実していて、最大で2年と120日分の延長が行われるようになっています。
こういった延長給付もあるので、職業訓練を受ける場合は、ぜひ利用してみましょう。
しかし、できるだけ早く転職先を決めてしまう方が精神的には楽ですので、転職活動には熱心に取り組んでほしいと思います。
まとめ
失業給付金に詳しくなって、失業給付金をもらう期間を延ばしている人もいますが、上記したように転職先を早く決めてしまった方が何倍も楽です。
平均すれば3ヶ月ほどで転職できる人が多いので、それらの期間で内定がもらえるようにぜひ頑張って下さい。