転職後のボーナスに、どれくらいを期待しておけばよいのか?

最終更新日:2018年6月29日

転職後のボーナスに、どれくらいを期待しておけばよいのか?のアイキャッチ画像転職後には基本給だけではなく、ボーナスの金額も変わることになります。

企業によってボーナスの金額は大きく違ってくることもあるのですが、どれくらいを目標にすればよいのでしょうか?

まずはボーナスがあるのか、無いのかを確認

前職ではボーナスがあったので、次の職でもボーナスがあるものと考えている人は多いと思います。

しかし、ボーナスは企業に義務づけられたものではないので、全ての企業がボーナスを支払っているわけではありません。

特に中小企業ではボーナスを支給している企業は非常に少なく半数の中小企業しか支払っていないというデータもあります。

企業探しの際には、求人情報を見ると思うのですが、その段階でボーナスは支給されているのかどうかを確認しておくようにしましょう。

賞与が出る企業では多くの場合、賞与年2回(7月、12月)などという表記がされています。

賞与金額の確認方法

賞与の金額は、月額基本給何ヶ月分という表現で就業規則などで決められているので、基本給の金額と何ヶ月分かということが重要になります。

まずは、基本給について調べるのですが、求人情報にある月給には手当が含まれていることも多いので、基本給は月給から手当分を引いて計算する必要があります。

営業手当や食事手当が含まれていることがあるので、注意が必要です。

例えば、月収が20万円とあっても、営業手当が4万円とあれば、基本給は16万円という事になります。

そして、次に何ヶ月分を支給するのかについて調べるのですが、求人情報には賞与が年何回支払われるのかについてしか表記されていないことが多いので、さらに詳しいことを知ろうと思うと自分で調べる必要があります。

検索エンジンを使って調べる方法もありますが、就職四季報などを使って調べるのが最も確実な方法です。

就職四季報にも掲載されていない事はありますが、その場合はあまり賞与額に期待はできないかもしれません。

こうして調べた数字を掛け合わせることで、おおよその賞与金額が分かります。

企業規模別の転職後の目標ボーナス支給額

企業の賞与支給額は多くの場合、企業規模に比例することになります。

大企業の方が多くて、中小企業の方が少ない傾向にあります。

大企業の多くでは、基本給の2.5ヶ月分

中小企業はボーナスがない場合もありますが、ある場合は1ヶ月から1.5ヶ月分というケースが多いようです。

ですので、大企業に転職するなら2.5ヶ月分を目指し、中小企業なら1〜1.5ヶ月分ボーナスがでればよしとしましょう。

ボーナスの金額は基本給の額も影響しているので、転職後に賞与を増やしたいのであれば昇給や昇格をして基本給を増やす努力をするようにしましょう。

< 豆知識 >

中には、賞与が年4回支払われる企業もあるのですが、これはボーナスの支給額を増やすためではなく、社会保険料を安くするための企業の戦略ですので、あまり期待はしないようにしたいです。

まとめ

基本給の部分に関しては、転職後に努力して増やすことができますが、何ヶ月分支払われるのかは転職後に変更することはほぼ不可能です。

知らないと後悔する可能性もあるので、少し手間はかかっても調べておきたいです。

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