働く場所を見ずに内定が出たのですが、そのまま転職しても大丈夫?
最終更新日:2017年10月11日
転職活動時の面接の場所は、様々な所で行われることになります。
本社や、営業所、合同説明会の会場、ハローワークの特設会場などなど。
こういった様々な場所で行われる面接なのですが、実際に働く場所で一度も面接がなく内定を貰ってしまう人もいます。
こういった場合、入社しても大丈夫なのか、確認しておくべきことはあるのか、解説していこうと思います。
働く場所で面接が行われないことはよくある
実際に働く場所で面接がないと、どういった環境で働くのか分からないために、不安に思う人も多いと思います。
しかし、実際の採用現場ではよくあることでもあるのです。
就職する場所が都心部で採用したい人材が地方にいる場合などは、企業が地方に赴いて採用を行うことがあります。
こういった場合、最終面接を働く場所で行うというケースもありますが、そのまま地方の面接会場で内定を出してしまうということも多いです。
また、営業所が都心部に、技術職の人が勤めている場所は少し離れた郊外にあるというような企業に、技術職を希望して応募したら、面接は交通の便の良い営業所で全て行なわれたというケースもあります。
こうしておいた方が、転職者、採用担当者ともに利便性が高いのでこのような方法が取られているようです。
利便性のことに配慮してこの様な事が行われているのですが、今後長く働く身としてはどういった場所で働くのかわからないのはやはり不安があります。
そういった場合どうすればよいでしょうか?
職場の見学をお願いしたり、1人でも現地に一度訪問してみる
実際に働く場所が知りたいという事でしたら、内定後にでも人事の方に頼んで職場見学をお願いしてみましょう。
働く場所が分からないことが不安なのは企業側も承知しているはずですから、職場見学を了承してくれる可能性はあるはずです。
こういった形で職場見学をさせてもらえれば、遠方に勤める場所があっても、交通費を支給してくれたり、場合によっては宿泊費も出してもらえる可能性もあります。
転職活動時には、できるだけお金を節約したいのが心情ですから、一度はお願いしてみるべきでしょう。
ただし、採用した人数が多い場合などには、人数分の職場見学費用を企業が払ってくれるとは限りません。
また、職場見学自体も了承してくれない場合もあるかもしれません。
そういった場合であっても、無理がない距離に働く場所があるのなら、一度は現地に行ってみることをおすすめします。
面接会場となった場所は都心部にあって、きれいな建物であっても、働く場所は交通の便が悪く、建物も古いというようなこともあります。
それで問題無ければよいのですが、何年も勤める場所であるのなら重要なことなので、一度は訪問してみて確認してみましょう。
まとめ
どちらかというと、働く場所があまりに汚くて隠したいからというケースよりは、転職者や採用担当者の利便性を優先してということが多いです。
しかし、働く場所の環境はやはり重要なことですので、一度は訪問して確認しておきたいです。