部活経験は、転職活動時にアピールできるのか？

職務経歴が、もっとも重視される

部活で良い成果を残したなどアピールできることがあっても、転職活動時に最も重視されるのは職務経歴だということは忘れてはいけません。

部活での経験がどれだけ仕事で活かされたのかが、仕事の成果に出ているはずだからです。

部活でどれだけ好成績を残していても、仕事で成果が出ていないとすれば、仕事には役に立たなかったということです。

転職をしても恐らく部活経験が活きてくることは、ないと考えられることでしょう。

しかし、仕事で成果が出ているとすれば、部活経験が活きているとアピールすることができます。

やはり、転職活動の際は職務経歴ありきということを認識しておきたいです。

部活経験は、人間力など基礎的な力をアピールする際に利用する

仕事が応用とするのなら、それをささえる基礎の部分に部活経験が活きているということが多いです。

• 人間関係構築
• コミュニケーション能力
• やりきる力
• 体力

といったことです。

これらの基礎的な人間力の支えがあって、はじめて仕事で成果を出せているということを表現すれば、部活経験を上手くアピールできるはずです。

上記したように、転職活動の主役はあくまで職務経歴なのですから、それらの職務経験の中でどのように部活での経験が活きていたのか。

そして、転職後の仕事においてもそれらの人間力を活かす事が出来るとアピールすると良いでしょう。

面接官も部活経験がある人の方が仕事が出来る可能性が高いことは十分承知しています。

ただし、部活経験だけをアピールしているようでは転職活動で求められていることが分かっていないと思われてしまいます。

あくまで間接的なアピールとして利用すると良いでしょう。

今現在も、スポーツや趣味として部活経験を活かしているか

部活経験がある事は確かに良いことなのですが、それらを行っていた時から何年も経っているようではアピール材料としては弱いです。

しかし、今現在も週末にスポーツをしていたり、趣味として行っているのであればそれらの事も少しだけアピールしておくと良いでしょう。

労働者は健康的に働く事が求められているので、スポーツを定期的に行っている人は評価されやすいですし、趣味など仕事以外に行っている人はストレスコントロール力が高いと考えられます。

最近は、メンタルヘルスも重視される傾向にあるので、定期的にスポーツや趣味がある人は有利になる可能性が高くなっています。

部活経験についてアピールした際に、今現在も定期的にスポーツや趣味として行っているとアピールすると良いでしょう。

まとめ

転職活動時には直接的に部活経験をアピールする事は出来ませんが、アピールしているのと、しないのでは大きな差がでるはずです。

履歴書に記入しておくのは当然ですが、面接においてもタイミングを見計らってアピールしておくようにしたいです。