転職者が採用選考で重視される事とは？

転職者には、専門的な技術や知識が求められている

以下に、採用担当者が転職者を採用する際に重視する事に関してのアンケート結果があるので、見て下さい。

新卒者と同じように、２位ではコミュニケーション能力が上がっていますが、最も重視される事は専門的な技術・知識です。

やはり転職者は、即戦力を求められる事が多いので、この様な結果が出たのでしょう。

その他の項目を見ても、パソコン能力、マネジメント能力、プレゼンテーション能力など、仕事を進める上で必要な能力が重視されているようです。

経験者採用の求人に応募する際には、具体的な技術や能力をアピールして、出来ればそれらの技術や能力を活かしてどの様な実績を残したのか、数値を使ってアピールすると効果が高そうです。

未経験職に応募する場合には、何が重視されるのか？

技術や能力が重視されると言われても、未経験職に転職する場合にはどうすれば良いのでしょうか？

未経験職に応募する場合には、前職で身につけた技術や能力が転職先で間接的に役立つ部分と、コミュニケーション能力や接客など顧客対応能力をアピールすると効果がありそうです。

未経験職に応募するとはいえ、前職では何らかの技術や能力を身につけたと思います。

それらの内で転職先でも活かす事が出来そうな部分をアピール出来れば、何もアピールする材料がない人に比べて一方リードできます。

パソコン操作やプレゼンテーション能力、顧客対応などであれば、前職でも経験し身につけたという人も多いでしょうから、そういった能力は転職先でも活用できるのでアピールしてみましょう。

また、未経験職に応募する際には、新卒者と同じようにコミュニケーション能力も重視されます。

面接時には、社会人としてのマナーに気をつけながら、円滑なコミュニケーションが行えれば、それだけでも評価される事でしょう。

未経験だから何も気にせず面接に臨めば良いと考えるのでは無く、これまでの社会人経験で身につけた事を最大限利用してアピールしていきましょう。

英語など外国語能力は転職活動では必要ない？

アンケート結果では、英語などの外国語能力があまり重視されていないように見えます。

確かに、全ての職業を平均して見ると、外国語能力は重視されないという事になってしまいます。

しかし、職種や仕事内容によっては、外国語能力がもの凄く求められており、年収が大幅に上がったり、何社からも内定が出るなどという事態にもなっています。

外国語能力を身につけておけば、自らの仕事の幅を広げられる事も多いので、このアンケート結果を鵜呑みにして軽視するのは良くないのではと思います。

これからグローバル化が進む中で、さらに多くの職種で外国語能力が重視される可能性があるので、少しずつでも勉強をしておきたいです。

まとめ

経験職、未経験職のどちらに転職する場合であっても、前職で身につけた技術や知識、対人能力などを最大限に利用してアピールする必要がありそうです。

面接で何となく回答するのではなく、事前に、転職先で活かす事が出来る事にはどの様なものがあるのか、棚卸しをして整理しておくようにすると良いでしょう。