働きながら転職活動をした場合、入社日はどうやって決めるのか?
最終更新日:2017年9月22日
働いたまま転職活動を行う人が増えていますが、内定を貰ったら入社日はどの様にして決めるのでしょうか?
退職から入社までには様々な事を行わなければいけないので、入社日決定が難しくなる事も多々あります。
在職中の企業、転職先企業の双方に迷惑がかからないように入社日を決めなければならないので、ここで解説していきます。
入社日決定に考慮すべきこと
入社日を考える上で考慮すべき事には以下のことがあります。
- 在職中の仕事が切りの良い時期
- 在職中の仕事を引き継ぐのに必要な日数
- 転職に必要な雑務期間
- 転職先の受け入れ可能時期
入社日を決めるのにこれだけの事を考慮して調整する必要があります。
何となく転職活動を行い、内定が出てから退職の準備をはじめては、在職中の企業にも転職先の企業にも迷惑がかかってしまうので注意が必要です。
内定が出る前から準備を始める位の気持ちでいなければならないでしょう。
在職中の企業の退職日を調整する
転職先企業への入社日を決定するには、在職企業の退職日を決める必要があります。
企業には就業規則に、「退職する〜ヶ月前までに退職の意思を伝える」という規則が用意されているされている事が多いので、まずはそれをチェックします。
一般的には、2週間から2ヶ月前に退職の意思を伝えると記載されている事が多いです。
そして、在職企業ではまだ残った仕事もあるでしょうから、仕事の切りの良さそうな時期も特定します。
また、退職するためには、今現在行っている仕事を他の従業員に引き継ぐ必要もあるので、それらの期間も見積もっておきます。
これらの事を全て考慮して、退職日を決定します。
退職を上司に伝えてから実際に退職するまで、2週間から3ヶ月位の期間が多いようです。
転職先と入社日を調整する
入社日を決めるためには、転職先との調整も必要になります。
引っ越しやその他雑務をする為の期間や転職先の都合を考慮しなければなりません。
これらの期間を考慮して、上記してきた退職日の決定に必要な事も考慮して入社時期を決めます。
転職先企業に入社を待ってもらえる猶予期間は、一般的には2週間から1ヶ月程が多いようです。
しかし、退職に2ヶ月から3ヶ月程かかる事もあるので、その際にはきっちり転職先と相談する必要があります。
退職日が明確だと転職活動で有利に
転職先によってはすぐにでも働いて欲しいという企業もあります。
こういった企業に応募した場合には、退職日が既に決定していて、〜日後から働けますとアピール出来れば採用選考を通過しやすくなります。
逆に「今から在職中の会社と調整して、2ヶ月から3ヶ月後に・・・」と悠長な事をいっていると、不採用になる事もあります。
転職をする事が確実に決まっているというのなら、転職活動をはじめた時点で退職の意思を在職中の企業に伝えて、早く退職できるようにするのも一つの方法です。
しかし、転職活動が上手くいかなければ退職後にも転職活動をする事になるので、資金的な準備はしておく必要があります。
まとめ
退職から入社は人生でも大きな転換点です。
様々な手続きがその間に必要になってくるので、ある程度余裕がほしいのですが、企業によっては早い入社を求めてくることもあります。
上手く調整しながら、段取りよく退職入社の手続きを行っていきましょう。