ハローワークは誰でも利用できるの?
最終更新日:2018年1月12日
高卒から直ぐに就職した人は、学校にある求人情報だけを活用して就職活動を行ったという人も多いはずです。
こういった人には、転職活動を始める際にハローワークを利用出来るのかどうか迷う人もいるようです。
もしかすると、ハローワークは失業している人しか利用出来ないと聞いた事がある人もいるかもしれません。
ハローワークは誰でも使う事が出来るのでしょうか?
ハローワークは、誰でも使うことができる
ハローワークは、仕事を探している人であれば誰でも使える公共機関です。
誰でもというのは、仕事をしていようと、してなかろうと、雇用保険に入っていようと、入ってなかろうと、まったく関係がないということです。
転職活動を在職したまま行うという人でもハローワークは利用できますし、前職で雇用保険に入っていなかったという人でも利用が可能です。
随分昔は、ハローワークは失業している人しか利用できないということもあったのですが、今は在職者も利用できるようになっています。
ハローワークでは、失業した時の失業給付金の支給や職業訓練なども行われていますが、こういったサービスを受けるには特定の条件があります。
しかし、仕事を探すということでハローワークを利用するのであれば求職申込書さえ提出すれば、誰でも利用できます。
最近では、ハローワークが若者への支援にも力を入れているので、皆さんの様な若い人にも利用しやすい環境が整ってきています。
いつでもハローワークは利用できるのか?
ハローワークは誰でも利用できるのですが、何時でも何曜日でも利用できるというわけではありません。
基本的にハローワークが開いている時間は、午前8時半から午後5時までとなっていますし、土日は他の公共機関と同じように休みになっています。
しかし、こういった制限があると在職中にハローワークを利用したい人は中々利用できないことが多いです。
そういった人たちでも利用できるように、都心部を中心にハローワークプラザという、ハローワークの一部のサービスだけを提供する機関が増えてきています。
ハローワークプラザは、夜の7時位まで利用できるようになっており、月曜日から土曜日まで利用できる場合が多いです。(日曜日も開いている機関もあるが、非常に少ない)
提供されているサービスは、求人情報の検索や職業相談などのサービスに限られており、雇用保険の手続きや職業訓練の申し込みはできません。
ハローワークプラザは、まだ数としては少なく都心部にしか存在しないのですが、駅の近くなど交通の便が良い場所に設置されていることが多いです。
もし、5時以降や土曜日に求職活動を行いたいというのでしたら、少し遠い場所にあったとしても一度利用してみるのもよいでしょう。
まとめ
最近は、在職中に転職活動を行う人が増えていることから、ハローワークもその人たちが利用しやすいように新しい機関を作ったり、サービスを提供しています。
「転職活動をしようかな」と思ったら、気軽にハローワークやハローワークプラザなどを利用してみるとよいでしょう。