転職活動で、卒業校の就職課を利用することはできる?
最終更新日:2018年6月29日
就職活動の段階で就職課にお世話になり、内定を得ることができたという人もいることでしょう。
転職活動時にも卒業校の就職課を利用することはできるのでしょうか?
卒業してから3年以内なら利用してみる価値あり
高校を卒業してからすでに10年経っているという場合などは、さすがに高校にある求人情報を活用するというは難しいはずです。
就職課の担当者に親しくしていた人がいるという場合は受け入れて貰えるかも知れませんが、一般的にはそれくらい年月が経っているのであればハローワークを利用する方がよいでしょう。
しかし、卒業後3年以内くらいであれば高校の就職課を利用することもそれ程難しくはないはずです。
卒後3年以内であれば新卒者として扱われたり、一度就職をしている人でも採用される可能性のある求人情報を見つけることができるからです。
新卒者の人を対象とした求人が高校の就職課には集められているのですが、企業側の立場としてはそれほど新卒であることを重視している訳では無く卒業生であればよいということも多いものです。
ですので、掲載されている求人をよく見て、新卒者を対象としたものであっても応募できないか就職課の担当者と相談しながら転職活動をすすめていくとよいでしょう。
応募が可能かどうかよく分からないという場合は、就職課の担当者から企業の採用担当者に確認を取ってもらうこともできるはずです。
卒業生の就職先を紹介してもらう
就職課にある求人にあまり良いものが無いという場合は、卒業生が就職した先について情報を貰うのもよいかもしれません。
もし、卒業生の就職先に転職したいという場合には、卒業生に就職課からアポをとってもらって、OB、OG訪問や電話で話が出来ないか確認してもらうとよいでしょう。
そして、その企業で今現在求人が出ていないか、転職が可能ではないかという情報をもらうようにしたいです。
ただし、突然電話することになるので、マナー良く対応して、もし断られるようなことがあってもしっかりお礼を述べておくようにしましょう。
高校の就職課に迷惑がかからないように十分配慮しよう
高校の就職課を活用するといっても、就職課は基本的に在学生の為に存在するので迷惑がかからないようにしましょう。
高校の就職課の担当者が教師の場合もあるかもしれませんが、そういった場合は授業を終えた放課後でないとアドバイスをもらえない可能性があります。
高校を訪問する際には事前に電話で確認して、日付と時間をきっちり決めてから訪問するようにしたいです。
もし、在学時の担任の先生で親しくしていた人がいるという場合には、高校に電話する前に先生に連絡を取ってみるというのもよいかもしれません。
そうすれば、就職課を利用できるかだけでなく、めぼしい求人が無いか事前に確認をしてもらえるかもしれません。
まとめ
卒業してから何年か経っていると高校を訪問するのは気恥ずかしい気もするかもしれませんが、卒業した生徒に親切に対応してくれる場合は多いです。
遠慮せずに一度確認の電話をしてみるとよいでしょう。