求人情報で、暗に示される採用条件とは?

最終更新日:2018年6月29日

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現在では、採用に関しても様々な法律が整備されていて、

  • 男女で採用において違いを設けてはならない
  • 年齢で制限を設けてはならない

など幅広い人が求人に応募しやすくなってきています。

しかし、採用においては、必ず採用ターゲット層が決められていて、求人情報において暗に採用条件を示している場合があります。

必ずしも、これから示す採用条件が適用されていると考える必要はありませんが、少し知識として知っておくと採用されやすい求人を見つけやすくなります

ここでは、どういった表記が、どのような人材を求めていると表しているのかについて解説します。

20代あるいは30代中心の職場です

年齢条件が求人情報に掲載できなくなったことから、企業の紹介PR欄に「20代の人が中心の職場です」と示したり、「30代の人が活躍しています」というような表記をして、暗に採用したい年齢層を示していることがあります。

20代が中心と書かれていれば、20代の人を採用したいと考えている可能性が高いと思っておけばよいでしょう。

この表記があり、もしあなたが20代であれば採用の可能性が高くなりますし、それ以上の年齢であった場合には、少し不利になる可能性があります。

しかし、年齢がずれていても、その中でしっかり仕事ができて、若い人から指示されることに抵抗がないということでしたら、それらを面接などでアピールすることにより、逆に評価を高めることができます

厳密に採用条件を設けている企業はないので、どういった表記があってもチャレンジしてみましょう。

未経験者歓迎

この表記があれば未経験者が歓迎されていることは多いのですが、広く応募者を募りたいというだけで、実際は経験者を求めていることもあります。

特に中小企業など人材を集めるのが難しい企業などで、経験者が集まりにくいことから、未経験者歓迎の表記をしている場合が多いです。

そういった職場では未経験者を採用しても育成システムが整っていない可能性があるので注意が必要です。

未経験者歓迎の表記がありながらも、

  • 「〜の経験者歓迎」
  • 「〜資格所持者歓迎」

など歓迎条件が多い場合には、経験者を求めている可能性が高いといえます。

もし、こういった表記を見たら、

  • 研修が充実しているか
  • 未経験から就職した人の事例などが紹介されているか

をチェックすると、前職とは違う職業に応募したい未経験者でも応募しやすい求人だと分かります。

32歳経験4年、年収1,000万円

こういった年収を表記している求人は多いです。

これくらい稼ぐことができる可能性があると応募者に示すことで、応募意欲をわかせるために表記しています。

しかし、多くの場合、高額年収取得者はごく一部ですので期待しすぎないようにしたいです。

また、こういった形で年齢が表示されている場合も、表記されている年齢前後か、年下の人を求めている可能性が高いです。

32歳経験4年目とあるのでしたら、20代後半から30代前半をターゲットにしている可能性が高いです。

こういった求人に30代後半の人が応募しても、採用される可能性は低いと考えておくべきでしょう。

まとめ

これら以外にも様々な情報を求人情報に付加することにより、対象外の応募者が応募しにくい状況を作り出している可能性があります。

ただし、上記したように厳密に採用条件を設けている企業はないので、どういった表記があってもはじめから諦めずに応募していくという姿勢を持つことが転職成功の第一歩になります。

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