昼寝を導入する企業が増えている!?
最終更新日:2018年1月25日
最近、短時間の昼寝を導入する企業が増えているそうです。
その理由はどこにあるのでしょうか?
また、転職活動時にどのように活かしていけばよいのでしょうか?
睡眠が仕事に大きな影響を与えている
仕事をしているときに、眠たいなと感じたことがある人は多いのではないでしょうか。
残業が続いたり、深夜労働があったりと、生活リズムが狂ってしまう働き方をしている人が増えているので、睡眠時間が短くなり、仕事中に眠くなってしまうのです。
また、夜の睡眠時間が足りていても、人間の体内時計の影響で、午後の2時から4時にかけては眠気が強くなります。
こういった眠気が、仕事中の事故や効率の低下に繋がっているということが最近になって指摘されはじめて、企業でも昼寝を導入するようになってきました。
国も「健康づくりのための睡眠指針2014」のなかで
毎日十分な睡眠をとることが基本ですが、仕事や生活上の都合で、 夜間に必要な睡眠時間を確保できなかった場合、午後の眠気による仕事の問題を改善するのに昼寝がやくにたちます。午後の早い時刻に30分以内の短い昼寝をすることが、眠気による作業能率の改善に効果的です。
と明記して、昼寝を推奨しています。
睡眠の仕事への影響が、様々な企業で認識されるようになってきているので、今後も昼寝を導入する企業は増えていくと思われます。
昼寝のメリット・デメリット
昼寝には
- 短時間の昼寝でも頭がすっきりする
- 仕事の切り替えができる
- 疲労感の減少
- うつや心臓病などの予防に効果がある
といったメリットがあります。
一方、デメリットとしては
- 昼寝時間に仕事ができない
ということくらいです。
昼寝はメリットが非常に多く、デメリットが少ないので、導入する企業が増えていく可能性が高いのではないでしょうか。
ただし、昼寝は短時間である必要があります。
それ以上になると逆に頭がボーッとしたり、仕事はじめに疲労感を感じることがあるので注意が必要です。
昼寝を転職活動に活かすには
転職活動をしていると、1日に2社以上の採用選考に参加しなければならない時があります。
以下の記事でも書いたように、できるだけ1日1社の採用選考にすることが理想ですが、そうもいかないことがあると思います。
しかし、1社目の採用選考で大失敗をした場合などは、その影響が次の採用選考にも出てしまう可能性があります。
そういったことを避けるために、昼寝を利用すればよいでしょう。
昼寝の効果は上記したように、疲労感が減ったり、切り替えができたりすることですので、1社目の採用選考の影響が、次の採用選考に出にくくなる可能性が高いです。
昼食を食べた後に、少しうつぶせになって15分ほどの軽い睡眠をとるだけでも、頭がすっきりして、次の採用選考に自信を持ってのぞむことができるはずです。
ちょっとしたことですが、昼寝のメリットを最大限に利用したいです。
まとめ
昼寝を導入する企業を見ていると、企業に人が合わせる時代から、企業が人に合わせる時代になってきているのかもしれません。
これから、さらに多くの企業で、昼寝が導入されることを期待したいです。