高卒転職者も英語(TOEIC)の勉強をはじめてみよう
最終更新日:2018年6月29日
英語能力が仕事において問われることが多くなっている中で、転職活動をする際にも、TOEICなどの点数が重視されるようになってきています。
大卒の人でもまだまだ英語能力が低い人が多いですが、高卒である皆さんもぜひ転職活動をよい機会として英語の勉強をはじめてみてほしいと思います。
英語能力は転職活動でどれくらい求められているのか?
グローバル企業などに勤める場合、英語能力テストの点数が問われることが以前から多かったのですが、ここ数年の間に国内企業でも英語能力が問われることが多くなりました。
特に、英語で会話を行えるレベルの人材への需要が非常に高く、転職市場でも引く手あまたという状態です。
以前までは、英語ができるだけではダメで、それにプラスアルファが必要と言われていたのですが、グローバール化の進展により英語能力が高いというだけでも転職市場で有利になる状況が生まれています。
今後ますます、海外との仕事が増えていくはずですから、英語能力を身につけている人への需要はさらに増えていくと思われます。
TOEICの点数で求められるのは、何点?
英語能力を測るテストに、TOEICがあります。
TOEICでは、主に読みと聞き取り能力がテストされ、10点から990点までの間で点数が付けられます。
最終的には、英語で会話をできることがどこの企業でも求められているのですが、そのレベルはTOEICで満点近くにならないと難しいことが多いので、採用選考ではそこまで求められることはありません。
グローバル企業では800点以上、国内企業では600点以上が、一般的な目標点数になります。
800点以上点数が取れていれば、読み聞きに関してはかなりのレベルになっているので、後は実際に海外の人とコミュニケーションをはかりながら能力を高めていくことができます。
600点は、読みか、聞き取り、どちらかが最低限できているというレベルです。(多くの場合読みです)
ここから、英語で会話を行うにはまだまだ勉強や練習が必要ですが、メールの返信や簡単な英語資料の読みができるので、補助的な仕事なら任せてもらえます。
英語の勉強にはどれくらいの時間がかかるのか?
大卒の人の平均TOEIC点数が400点前後といわれるので、高卒の人の場合、それより少し点数が低い人が多いかもしれません。
そこから、600点や800点に点数をあげるのにどれくらいかかるのかというと、200時間や400時間といわれています。
しかし、英語を母語とする人からしてみれば、毎日使用するもので、何時間英語の勉強をしたからそれでもう満足、ということではないです。
ですので、皆さんも本気で英語を勉強するのなら、これから一生をかけて勉強、あるいは使っていくという気持ちが必要だと思います。
TOEICの点数を上げることだけを考えれば、テクニックを使って急激に上げることも可能ですが、それは英語能力が上がったということにはならないので意味がありません。
長期的な視点で英語能力を身につけていくという気持ちができたら、英語の勉強をはじめるとよいと思います。
まとめ
今から英語の勉強をはじめても、転職活動中には役に立つことがないかもしれません。
しかし、英語の必要性を転職活動時には強く感じることも多いと思うので、これをよい機会として勉強に取り組んでみるとよいのではないでしょうか。