時間がある間に、年金加入状態についてチェックしておこう!

最終更新日:2018年1月30日

時間がある間に、年金加入状態についてチェックしておこう!のアイキャッチ画像高卒からそのまま就職した人は、年金について考えたことがない人も多いのではないでしょうか?

20歳以降は年金に加入しなければならないので、企業が皆さんの代わりに年金の保険料を支払っているのです。

現状の年金支払い額はどれくらいなのか、将来どれくらいもらえるのか、納めていない期間はないか、今のうちに確認しておくとよいでしょう。

年金定期便について知っていますか?

年金定期便という年金に関する情報が記載された書類が年に1回郵送されているのを知っていますか?

以前、引退後の年金受け取りに必要な支払い期間が足りない人が続出したり、納めていたにも関わらず納めていないという状態になるという問題がおこりました。(今はコンピュータで管理されているので、こういった事態は起こりにくい)

そういった事があったために、自らの年金納付情報が確認できるように毎年1回誕生月に、年金定期便が送られるようになりました。

その書類を見れば、これまでの国民年金や厚生年金の加入期間や支払金額、今の段階での将来貰える年金額が見られるようになっています。

これらの情報を確認することで、間違いや、知らない間に納めていない期間があったといった事態を防ぐことが出来ます。

まだ実家で生活しているという人の場合は、親がこれらの書類を管理している可能性もあるので一度聞いてみて、内容を確認しておくとよいでしょう。

また、最近送られてきた年金定期便には、アクセスキーという17桁の番号が記載されています。

このアクセスキーを利用すれば、ネット上で年金についての情報が確認できるようになります。

時間がある今のうちに登録しておけば、働きだしてからもネットを通して気軽に年金についての情報を調べることが出来るのでぜひ登録しておきましょう。

ねんきんネットを使ってみよう!

インターネット上で年金情報を確認するには、ねんきんネットというサイトで登録を行わなければなりません。

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上記した年金定期便に書かれたアクセスキーがあれば、簡単に登録して使い始めることが出来ます。

アクセスキーは3ヶ月の有効期限があるので、それだけは注意してください。

一方、年金定期便が見つからなかったり、発行日から3ヶ月以上経ったという場合でも、インターネット上で登録すれば、1週間ほどでIDが送られてくるので、そのIDを使って年金情報が確認できるようになります。

ねんきんネットでは、年金定期便よりも詳しい年金についての情報が掲載されています。

若い皆さんが気をつけてみてほしいのは、何らかの納付猶予や特例が適用された期間が無いかどうかです。

年金保険料の支払いが難しいという場合には、これらの猶予期間や特例が適用されて、後で支払いを行う事が可能になっています。

例えば20歳以降に学生をしていたというような場合には、「学生納付特例」があります。

それ以外にも、「若年者納付猶予」というものもあります。

これらが適用されていた場合、その猶予されていた期間の支払いを10年間の間であれば支払い可能です。

例えば21歳の間に数ヶ月支払いを猶予していた期間があれば、31歳まではその分の支払いをする事が可能なのです。

私も学生納付特例を受けていたのですが、その期間から10年以上経ってしまっている部分があったために、支払いが出来ない期間が残ってしまいました。

引退後に貰う年金額にも影響してくるので、お金に余裕が出来た時点で支払いをしておくとよいでしょう。

まとめ

年金に関する情報もネットで見られる時代になり便利になりました。

しかし、自らしっかりチェックしておかなければ誰も注意をしてくれる事はありません。

今の内にしっかりチェックして、未払い期間があるのなら、転職後に給料やボーナスが入ってから支払いをするとよいでしょう。

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