企業サイトをチェックして転職活動に活かそう
最終更新日:2018年1月30日
求人情報サイトを利用しても、企業サイトをチェックしている人は少ないのではないでしょうか?
企業サイトを情報発信の場として最大限に活用している企業が増えているので、転職活動にも役立つ様々な情報が手に入ります。
ここでは、企業サイトの活用方法について見ていきましょう。
何よりも重要なのが社長のメッセージ
企業サイトの中には、投資家向け情報や採用情報など転職活動にすぐ利用することができる情報もあります。
しかし、最も重要な情報は社長のメッセージにあるので忘れずにチェックしておきましょう。
以前までであれば、サイトの開設時に社長メッセージを作成してそのままにしている企業も多かったのですが、最近では企業サイトの重要性が増しているために毎年書き換えている場合もあります。
内容としては、企業の方針が書かれていることが多いです。
企業方針は企業全体の進むべき道を表しています。
「さらなる発展をしたい」といった内容もありますし、「営業成績が悪いので、なんとか立て直しをしたい」といった内容もあります。
その方針に共感する部分や協力したいといった感想を持ったのなら、そのことを面接で伝えることもできるでしょう。
採用担当者も社員の一人ですから、社長の方針と同じ考えを持ち仕事をしている可能性が高いですから、その方針に共感してくれたり、協力したいといってくれる人によい印象を持つはずです。
求人情報サイトに出ていない採用情報も、一番に掲載される
企業サイトの求人情報欄は、求人情報がはじめに掲載される場所でもあります。
求人情報サイトに掲載する場合、どこに掲載するかといった企画から、予算の準備まで必要になるので、求人情報を掲載するには時間がかかります。
しかし、企業サイトであれば掲載する場所も決まっていますし、費用もかからないので、最も早く求人が出てくる可能性が高くなるのです。
もし、気になる企業があって求人がどこにも出ていないということであれば、企業サイトの求人情報欄をチェックしておくのもよいでしょう。
そして、求人情報欄には、求人情報サイトよりもより詳しい求人情報が掲載されていることが多いです。
求人情報サイトで興味を持った企業があるといった場合でも、そのまま応募するのではなく、一度企業サイトの求人情報欄もチェックしてみるとよいでしょう。
そうすれば、自分の興味や関心と合致する求人であるのか、より詳しくわかるかもしれません。
企業サイトの求人欄は、最も早く求人が出てくる、最も詳しい求人情報が掲載されている、といった点で重要な情報といえるでしょう。
企業の将来がわかる投資家情報
企業サイトには投資家向けの情報もあります。
ここには、営業成績について詳しい内容が掲載されています。
投資家からの視線は厳しいので、営業成績がどのような状態にあり、今後どうやって営業成績を伸ばしていくのかといったことがよくわかるように整理されているはずです。
今現在、企業で重要視されている事業などについてもわかるはずですから、その事業に貢献できる資格や技術を持っているとなれば、アピールすることで高く評価されるはずです。
それ以外にも、コスト削減に貢献できる案を持っているなどでもアピールとして使えるでしょう。
企業は利益が出ることで存続できているので、投資家情報を参考にしてアピールできることを発見したのなら、そのアピールは非常に効果的な内容である可能性が高いといえるのです。
まとめ
はじめにも書いたのですが、求人情報を見ても、企業サイトを見ていない人は多いです。
ですので、1社1社しっかり企業サイトをチェックしていれば、それだけでも企業のニーズに合ったアピールができるようになり、採用される可能性も高めることができるということです。
少し手間に思うかもしれませんが、履歴書を書く際や、面接に行く前には必ずチェックするようにしておきたいです。