インフォーマル求人を活用しよう！

表に出ている求人は限られている

転職活動をはじめると、まずは、求人情報サイトや人材紹介会社を利用する人が多いはずです。

しかし、こういったサービスに掲載されている求人は限られているのです。

企業が求人情報を表に出すまでには、採用の必要性を認識して、それを採用計画に落とし込み、予算や採用方法などを決定して、会議にかけて、やっと求人情報サイトなどに掲載されることになります。

しかし、これだけの作業が必要なために、企業内での人材需要が満たされるまでには、かなりの時間的な間隔があくことになります。

また、予算的な問題もある場合などには、人材需要があっても今の人員のままで仕事をなんとかこなそう、という考えになるケースもあります。

こういった事情があるので、表に出てきていない求人がたくさんあるのです。

インフォーマル求人を発掘しよう！

求人情報サイトや人材紹介会社を利用して転職活動を行うのも一つの手ですが、そこには強力なライバルが多数存在するというのも事実です。

しかし、インフォーマル求人を発掘することができれば、まだ表に出ていない求人なので、ライバルは誰もいないことになります。

また、企業側としても、求人サイトや人材紹介会社に手数料を支払わなくてよいので、その分採用がしやすくなり、求職者が採用される可能性も高くなるはずです。

こういったインフォーマル求人はインターネットや求人広告を探しても見つかることはありません。

学生時代の友人や前職での人脈、親族の紹介など様々な方法を使って探す必要があります。

転職活動をするのがはじめての人が多いので「こういった方法で本当に求人が見つかるのか？」と思うかもしれませんが、皆さんが思っている以上によい話はすぐにやってきたりします。

上記したように、潜在的な人材需要というのはかなりの量が存在しているので、こちらからアプローチすれば新たに採用枠を設けたり、採用選考を行ってくれることがあるのです。

また、企業内部の人とつながりのある人が紹介してくれたとなれば、採用される可能性はさらに高くなります。

おそらく、これだけ言っても信じられない人は多いと思いますが、一度人脈を使った転職活動も行ってみるとよいでしょう。

思わぬ企業から採用選考に参加してみて下さいという話がくるかもしれませんよ。

まとめ

採用活動を計画的に行っている企業は案外少ないものです。

何となく、採用をしてみようかと採用活動をはじめる企業がたくさんあります。

そして、採用しなければならないけど、まだいいかと躊躇している企業もまたたくさん存在しているのです。

貴方の方からアプローチがあれば、そういった企業は採用を積極的に考えることになります。