転職後に長く働ける企業を探すにはどうすればよいのか?
最終更新日:2017年7月24日
皆さんの中には、短期間で退職して、転職活動をはじめた人もいるかしれません。
しかし、次に務める企業では、長く働きたいと思っている人が多いことでしょう。
ここでは、長く務めることができる企業をどのようにして探せばよいのかについて解説していきます。
転職活動でも就職四季報が役立つ
就職活動時に就職四季報という本をチェックしていたという人もいるのではないでしょうか。
就職四季報は、主に新卒者を対象とした就職に役立つ情報を掲載しています。
残業時間や離職率、平均年収などといった情報が5000社以上も紹介されています。
本の名前に就職とついているので、転職活動時には見ていない人が多いようですが就職四季報は転職者にも役立つことが多いです。
長く働ける企業を探している人なら、「新卒入社3年後離職率」という項目をチェックしてみましょう。
会社に不満があって離職する人の多くが、3年以内の早期に離職している場合が多いので、3年後の離職率をチェックしておけば長く働くことができるかの目安になるはずです。
また、30歳時点での賃金なども掲載されているので、転職後の給与額の参考にもできることでしょう。
就職四季報は、主に大企業向けの情報を掲載していたのですが、今では中小企業の情報に特化した就職四季報もあります。
また、女性向けの就職四季報もあるので、女性の方はそちらを見てみるとよいでしょう。
会社の採用ホームページをチェックする
求人情報には、採用に関する最低限の情報しか掲載されていないので、長く働ける企業かどうかの判断をするのは難しいです。
そういった場合には、企業の採用ホームページをチェックしてみましょう。
もしかしたら、新卒者の採用ホームページしかないというケースもあるかもしれませんが、転職者向けがないのであればそちらをチェックしてみてもよいです。
採用ホームページでは、企業が採用したい人材像を示すだけではなく、企業のアピールもたくさんされています。
もし、その企業が長期的に働ける企業であったり、女性が働きやすい職場であったら間違いなくそのことをアピールしているはずです。
離職率などは離職率が高い企業は絶対に採用ホームページには書いていませんが、離職率が低い場合にはアピールに使えるので掲載されているケースもあります。
また、社長や採用責任者のメッセージが掲載されていることも多いのですが、その中でも長期的に働いてくれることを期待しているなどのメッセージがある場合もあります。
採用ホームページは、企業のアピールの場ですのでどういった特徴をもった企業なのかがよくわかるはずですから、求人情報サイトだけを見るのではなく必ずチェックしておきたいです。
人脈やその他の情報もチェック
上記以外の方法として有力なのは人脈を利用して企業情報を得ることです。
働いている人の話がやはり一番参考になるので、知り合いに転職したい企業で働いている人がいるのなら聞いてみるとよいでしょう。
また、営業マンには様々な会社の情報を知っている人も多いので、質問してみると思わぬ情報が得られる場合もあります。
それ以外では、インターネットを利用して情報を得るという方法も考えられるでしょう。
インターネット上には、働きやすい企業や福利厚生が充実している企業を取り上げた記事などがたくさんあるので、企業名で検索するとそういった情報が出てくるかもしれません。
しかし、誰でも書き込める掲示板などの情報は嘘や個人の感想に過ぎない情報もあるのであまり鵜呑みにするのはよしておきましょう。
まとめ
ここまで紹介したことをしておけばとりあえず、すぐに辞めてしまうような企業を避けることができるでしょう。
もし、確実に長く勤められる企業に勤めたいということなら、試用期間を設けてもらうことを提案するのがよいでしょう。