多くの人は仕事をどうやって探しているの?

最終更新日:2017年7月24日

多くの人は仕事をどうやって探しているの?のアイキャッチ画像仕事を探す方法には様々な方法がありますが、多くの人はどういった方法で探しているのでしょうか?

仕事探しに関する調査結果を参考に解説していこうとおもいます。

ハローワークはやはり人気がある!?

以下のグラフは総務省が2013年に実施した、「仕事をどうやって探しているのか」の調査結果です。

仕事を探す方法で最も多いのは公共職業安定所に申し込む。第2位は、求人広告・求人情報誌、第3位は学校・知人などに紹介依頼をする。

若い人の間では、求人サイトなどインターネットを使って仕事を探すのが一般的となっていますが、今でもハローワークの利用者は非常に多いです。

実際にハローワークに訪問してみると、駐車場も施設の中も人で溢れています。

特に高齢の人は、インターネットになれていない人が多く、ほとんどの人がハローワークを使って仕事探しをしています。

また、気軽に相談などが出来る場所でもあるので、一人で就職活動や転職活動をする事に不安がある様々な年齢の人も利用しています。

学校を卒業してしまえば、インターネット以外で求職活動の為の情報を得る方法は非常に限られています。

そういった事から、求人情報や職業訓練、インターンシップに、合同説明会など様々な情報が集まるハローワークは、非常に便利な存在であるというのが今も変わらないようです。

求人情報サイトは使っても、民間職業紹介所の利用者は非常に少ない

民間の人材サービスだけに絞って見てみると、やはり求人広告や求人情報誌の利用者が非常に多いことが分かります。

ここにはインターネットの求人サイトも含まれていることから、今後も増加していく可能性が高くいずれは公共機関利用者数を抜いていくかもしれません。

しかし、求人サイトや求人雑誌などの民間人材サービス利用者は多いのに、民間職業紹介所の利用者は非常に少ないです。

民間職業紹介所というのは、人材紹介会社といわれる人材コンサルタントが1人1人に求人情報を紹介するというサービスです。

ハローワークの就職相談サービスなどと似ていますが、より専門的な知識を備えたコンサルタントが求人情報を紹介しているので、求職者の希望に沿った求人を紹介してもらえる可能性が高いです。

また、ハローワークに比べて利用者数が限られていますので、より親身になって転職活動のアドバイスを貰う事が出来ます

さらに、一般には公開されていない求人が集まるのも人材紹介会社の特徴ですので、他では見つけることができない求人に出会うことが出来る可能性があります。

こういったサービスは高度な職歴がある人だけが使えるのだと認識されていることが多く、利用する事に気が引ける人も多いかも知れませんが、最近では入社して直ぐに転職活動をしている様な人も利用するようになってきています。

私が知る範囲では転職者にとって最も良いサービスが人材紹介会社であると思うので、当サイトを見た人はぜひ人材紹介会社を利用して欲しいと思います。

人材紹介会社については、「高卒転職者なら人材紹介会社は絶対に利用しよう」でも解説しているのでチェックしてみて下さい。

学校・知人などに紹介依頼をする人が以外と多い

仕事を探す方法として以外と多いのが人脈を利用した仕事紹介です。

高校の先生や大学教授と企業との繋がりを利用して仕事を紹介して貰ったり、知人や取引先などの人脈を利用して仕事を探すケースも多いです。

あまりなじみがない人もいるかもしれませんが、今回の調査結果にもあるように実は仕事探しにおいて人脈を使う事は一般的なのです。

人の紹介だと、紹介した人に迷惑がかかってしまうかもしれないなど躊躇することもあるかもしれませんが、企業も紹介があったから必ず雇うという事ではありません

しっかり採用選考などを行って雇うかどうかを決めます。

ですので、紹介されたから必ず転職しなければならないとか、仕事で大きな成果を出さないとと身構える必要はありません

人脈経由で仕事紹介の話が来た場合には、はじめから拒否するのではなくぜひ一度詳しく話を聞いてみると良いでしょう。

まとめ

ハローワークや求人情報サイトだけでも転職先が決まってしまう人もいるでしょう。

しかし、良い情報は一般的なサービスには中々出回らない事も多いものです。

人材紹介会社や人脈を駆使するという方法もぜひ使ってみましょう。

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