転職活動前に他己分析をしてみよう

退職前なら同僚や上司に他己分析をしてもらう

企業を退職せずに転職活動を行うのであれば、同僚や上司に他己分析をしてもらうと良いでしょう。

転職先が決まる前に、転職活動をする事を知られてはいけないので、直接他己分析をお願いすることは出来ません。

しかし、飲み会や談笑をしている時に

• 「他の職業ならどういった職業が向いていると思うか？」
• 「自分の良い所、悪いところってどこにあると思うか？」
• 「仕事において自分はどういった点で貢献していると思うか？」

といった事をそれとなく聞いてみると、結構参考になるアドバイスが聞けたりします。

これらのアドバイスを参考に、職業探しをしてみたり、履歴書や面接でのアピール材料とすることも出来ます。

面接では、転職活動に向けて同僚や上司に質問したことを伝えて、その時に答えて貰った良い所や貢献した事などについてアピールすれば、他人からの評価という事で説得力も生まれます。

非常に効果的なのでぜひ実施してみて下さい。

注意：実施した結果、思わぬ評価を上司や同僚から貰う事が出来て、それで転職活動を思いとどまるという結果になる可能性もあります。

しかし、それはそれで良しとしましょう。

家族や友人にも他己分析をお願いしてみる

すでに退職していたり、同僚や上司に話を聞くのが気が引けるという人は、家族や友人に他己分析をお願いするとよいでしょう。

仕事の事について家族や友人は良く知らないので、良いアドバイスは貰えないのではと考えるかも知れませんが、性格や行動などについてはより深く知っているので参考になるアドバイスを貰える可能性があります。

また、過去に仕事の愚痴をこぼしていたり、悩んでいることを話したりしている事もあると思うので、そういった点からもアドバイスを貰えるかもしれません。

家族や友人の他己分析結果は、同僚や上司の言葉のように直接アピール材料として利用する事は難しいかも知れませんが、職業を探す際やアピールする事を探す際の参考にはなるはずです。

注意しなければならないのは、家族や友人などに他己分析をお願いした場合、あまりに親しいので、答える内容に関して気を遣ってしまうことがあります。

しかし、正直に答えてもらわないと、参考にする事が出来ないので、他己分析をする際には、気をつかわずに素直に答えてもらうように頼みましょう。

まとめ

転職活動は思い立ったときにはじめる人が多く、いきなり求人に申し込んだりとあまり準備をしない人は多いです。

しかし、ある程度の準備をする事で、より自らにマッチした仕事に就ける可能性が高くなります。

他己分析も非常に役立つので、ぜひ実施してみて下さい。