最終更新日:2017年7月24日

転職活動が停滞する理由のアイキャッチ画像転職活動をしていると自分の都合や相手企業の都合などで活動が停滞する事があります。

出来るだけ早く転職したいという人が多いとは思うのですが、中々都合通りには進まないものです。

ここでは、転職活動を行っている人がどういった理由で活動の足止めをされているのか解説していこうと思います。

めぼしい求人が見つからない

転職活動をはじめても、希望している企業や職種の求人が出ているとは限りません。

逐一求人情報サイトを見ていても、それ程頻繁に求人情報が更新されている訳ではなく1週間に1度ということもあります。

それらの更新日を待っていても、新しく出てくる企業は少なく、以前から掲載されている企業が掲載を延長しただけという事もあります。

こういった理由で求人情報の数に困る人が多くいます。

しかし、求人数で困っている人の実態を見てみると、多数存在する求人情報サイトの内、有名求人サイトを一つか二つしか利用していないというケースが非常に多いです。

求人サイトにも強い分野や弱い分野がありますし、ハローワークや人材紹介会社などには求人サイトには無い求人が掲載されていることもあります。

特に人材紹介会社には一般の人には公開されていない非公開求人も多数存在しているので、利用しているかしていないかで巡り会える求人数にかなりの差がでてきます。

この様に、限られた求人サイトを常にチェックしているよりも、様々な求人サイトや人材サービスを利用した方が効率よく求人情報を探すことが出来るのです。

大手求人サイトを利用していると、そこに全ての情報が集まっていると錯覚する事があるかも知れませんが、そんな事は無いので様々な方法で求人情報を集めるようにしましょう。

面接日程が合わない

企業に所属したまま転職活動を行う人が増えているのですが、そういった人の場合、転職を考えている企業と自らのスケジュールを合わせて面接日を決めなければなりません。

しかし、平日は仕事に時間が取られる人が多いために、休日や仕事の後で日程調整する必要があり、中々面接日が決まらないという事が多いです。

複数の企業を同時に受けた方が効率が良いのですが、日程調整が難しいために同時に転職活動を進行することが出来ず、転職活動が長引くという事もあります。

こういった問題に対処するためには、相手企業に日程調整をするのが難しい状況にある旨を伝えて柔軟に対応して貰えるようにする必要があります。

また、転職を行う必要性がそれ程高くないといった場合には、繁忙期をずらしてプロジェクトとプロジェクトの合間を狙って一気に転職活動を行うなど調整をすると良いでしょう。

人材紹介会社が間に入ってくれると日程調整をスムーズにすすめてくれることが多いので、利用を検討するのも良いかもしれません。

内定後に退職が中々出来ない

退職をする場合、法律上で2週間前までに退職の意思を示さなければならないとされていますが、多くの企業で就業規則などで〜ヶ月前に退職の意思を示す事と明示されているケースが多いです。

これらの法律や就業規則に則っていれば問題なく退職は出来るのですが、円満退職をする事を考えるとしっかり引き継ぎ作業を行い、お世話になった取引先へ挨拶回りをする必要があります。

多くの場合、2週間では全ての作業を終えることが出来ないので、最低でも2ヶ月はかかると思っておいた方が良いでしょう。

また、退職の意思を示してもそのまま「分かりました」と簡単に受け付けてくれることはまれで、強制ではないにしても引き留めにあう事も多いです。

ここで、ずるずると退職準備が長引いてしまう人もいるのですが、もう転職先も決まっているのですから一貫して退職の意思は譲らないようにしましょう。

転職先が決まって安心してしまう人も多いですが、その後に重要な退職準備作業が待っているので遅滞なく行うようにしたいです。

まとめ

新卒採用であればある程度予定を組んで採用活動を行っている企業は多いですが、転職活動はいつ応募されるのか分かりません。

ですので、相手企業の採用担当者が忙しい時期に応募すると中々書類選考が進まなかったり、面接日が決まらないという事もありえます。

一筋縄ではいかない事が多いので、上記した事を参考に効率的な転職活動が行えるよう工夫をするようにしてみて下さい。

同一カテゴリーのページ

上に戻る

高卒転職マニュアルトップページへ戻る

上へ
戻る