内定後に転職先に提出する書類
最終更新日:2018年6月29日
転職活動が上手くいき、無事内定をもらったら入社手続きを進めることになります。
入社時には、社会保険や税金に関する手続きに必要な書類、その他、様々な書類を提出する必要があるので、ここで紹介していきます。
退職時にもらった書類も必要になるので、探しておくようにしましょう。
提出する書類一覧
年金手帳
厚生年金などに加入する際に必要なのが、年金手帳です。
前職から退職する際に、年金手帳が返還されていると思うので、それを提出する事になります。
記入されている年金番号が分かれば手続きは行えるので、番号確認後に返却されるケースもありますが、会社に保管される事もあります。
雇用保険被保険者証
失業した際に手当がもらえたり、職業訓練を受けられるのが雇用保険です。
雇用保険には、1週間の所定労働時間が20時間以上であり、31日以上勤務する場合には強制加入となっているので、パートやアルバイトなど短時間勤務以外の人は皆加入することになります。
雇用保険に加入する際に提出するのが雇用保険被保険者証です。
雇用保険被保険者証も前職の退職時に受け取っているはずですので、それを提出します。
もし紛失してしまったという場合には、近くのハローワークで再発行手続きをする必要があります。
源泉徴収票
退職した年内に転職が決まった場合、転職先で年末調整が行われるので、退職時に受け取った源泉徴収票を提出します。
もし年内に転職先が決まっていない場合には、自ら確定申告をしなければならないのですが、その手続きについては「納め過ぎた税金を払い戻す為に確定申告(還付申告)をしよう」で説明しているので確認してみて下さい。
健康保険被扶養者(異動)届、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
転職した際に、扶養家族がいる場合に提出します。
健康保険被扶養者(異動)届は、健康保険料を扶養家族分減額する為に利用され、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書は税金を減額する為に利用されます。
どちらもきっちり提出しておかなければ、健康保険料や税金が大幅に高くなるので忘れずに提出しましょう。
身元保証書
勤め始めてから、会社に損害を与えた場合に本人と連帯で賠償する人を特定するために提出するのが身元保証書。
親や親戚を身元保証人にするケースが多いようです。
実は身元保証書には、法的な拘束力が無いのですが、損害を与えることがないようにという事を強く印象づける為に提出させているのです。
秘密保持誓約書
個人情報の扱いなどに厳しい管理が求められているので、秘密保持誓約書を提出させる事で自覚を促しています。
この誓約書に関しても法的な拘束力がないのですが、秘密保持誓約書で誓った事はしっかり守るようにしたいです。
まとめ
この他にも、健康診断書や住民票などを提出させる企業もあります。
前職を退職時に受け取っているはずの書類が、提出時に無いという事態にならないように、今すぐに確認しておきたいです。