どの業種、職種に転職する場合でも、IT技術を持っていると重宝される
最終更新日:2017年7月24日
私は、営業だから、総務だから、IT技術は必要ないと考えている人もいるかもしれません。
しかし、今現在では、どういった業種や職種でもIT技術や知識を持っていると重宝されるようになっています。
転職活動でもIT技術を持っている人は有利になるケースが増えてきているのですが、どうしてこういった傾向にあるのか解説していきます。
様々な業種にIT技術が浸透してきている
今や仕事でパソコンやメールを使わない日はありません。
基本的なパソコン操作やメールができることは、社会人の基礎の基礎といえるでしょう。
こういった、メールや文章作成といった程度のIT技術の活用だけですんだ時代もあったのですが、今現在ではさらにITが広がりを見せており、様々な業種で利用されるようになってきているのです。
以前からも行われていた、エクセルのマクロを利用した業務改善といったことから、簡単なプログラムを書くことで業務を効率化することも仕事で役に立つ技術です。
しかし、インターネットマーケティングやWEB広告、インターネットを介した新たなサービスの利用が広がり、今まではIT技術を必要としなかった業種でもITの知識が役立つようになってきています。
今現在も、IT技術の活用は広がりをみせていますし、IT技術自体も発展をしてきているので、これからますます様々な業種でIT技術を活用することができる人が、活躍するようになってくることでしょう。
本業の技術や知識+IT技術をアピールする
このようにIT技術が様々な業種で広がりを見せているので、本業の技術や知識以外に、IT技術を持ち合わせているのならば転職活動でアピールしておきたいです。
営業職をしてきた人であれば、インターネット広告やホームページを利用したPRなどに携わった人もいるのではないでしょうか。
そういった知識を、それほど大した知識ではないと思っている人もいるかもしれませんが、今まで活用したことがない企業にとっては価値のある知識になりえるのです。
インターネットは地方だけに情報提供をするものではなく、全国規模で情報が提供できるので、営業商圏を広げることも可能だからです。
経理や総務といった職種で働いてきて、ITやクラウドのサービスを利用していたという場合にもアピール材料として利用できます。
企業は、情報の取り扱いや社員同士の連携といった部分で問題を抱えている場合が多いのです。
そういった企業にITサービスを利用することで解決できるということを示すことができれば、大きなアピールになります。
特に、既存のシステムから、新しいITシステムやクラウドシステムに移行した経験があれば、さらに評価されることでしょう。
IT技術というと高度なプログラミングができなければならないと考えてしまうかもしれません。
しかし、普段何気なく利用していたITサービスに関する知識や、業務の中で徐々に身に着けたITに関する知識が、評価につながることもあるので、忘れずにアピールしておきたいです。
AIの登場を見越して、これから仕事をしよう
ここまで示してきたように今やIT技術はどういった職種でも重宝されるようになってきています。
これだけIT技術が活用されるのは、仕事の時間を短縮できたり、場所の移動が必要なくなったりと、業務を効率化することができるからです。
将来的にはIT技術が進歩して、効率化の面においてさらに力を発揮すると考えられています。
それがAIと呼ばれる人工知能の活用です。
今現在では、まだAIが利用されている業界は限定的なのですが、性能が飛躍的に向上していることから、これから10年位の間に様々な業種で活用される時代がやってくるでしょう。
AIを活用すれば、今まで人間にしかできないとされていた知識労働もコンピューターが行えるようになると考えられています。
しかし、AIは仕事の効率化の面では非常に優れた技術なのですが、危惧されていることもあります。
仕事において最大の効率化とはすなわち人間が必要なくなることでもあるからです。
今現在存在する様々な仕事で将来的には人間が必要とされなくなる可能性があるといわれます。
今現在は、IT技術を利用できることで仕事や転職活動で有利になる可能性がありますが、IT技術の発展により将来消えてしまう業種が出てくるのです。
このあたりに関しては、まだ憶測の範囲に過ぎないのですが、高度なAIが誕生したとしても人間が必要とされるであろう仕事を選んだり、技術や知識を身に着けるという視点がこれから必要とされてきそうです。
まとめ
プログラマやシステムエンジニアといった業種以外でも、IT技術が必要とされる時代になりました。
そういったことから、転職活動においても様々な職種でIT技術を持っていることが評価されるようになってきています。
これから仕事をする上でも、IT技術やAIの動向を常につかんで、どういった仕事をしていけばよいのか考える必要があるでしょう。