30代、高卒女性の再就職方法
最終更新日:2018年6月29日
20代前半に正社員として働き、20代後半に結婚出産。
そして、30代半ばから後半に、子供が大きくなってきたので再就職をしようと考える女性は多いです。
こういった場合、女性であること、30代であること、高卒であること、ブランクが長いこと、などから再就職はできるのだろうかと不安を覚えるようです。
しかし、こういった人でも再就職を決めているので、働こうと思ったら動き出してみることが大事です。
1. 30代、高卒女性の転職は相談から始めよう
上で示したような不安を抱えながら、一人で転職活動をするのは困難を伴います。
インターネットを見れば求人サイトがたくさんあるので、利用してみるのもよいですが、まずは転職に関しての専門家に相談するのがよい選択といえるでしょう。
今は女性の就業を後押ししようと、民間の人材紹介会社や公共機関も女性の支援に力を入れているので、女性の抱く不安について相談できる場所はたくさんあります。
1-1. 人材紹介会社を利用する場合
人材紹介会社を利用する場合は、登録前に電話で、30代であること、女性であること、子供がいること、などについて話をして、そういった人向けのサービスが提供されているか、求人があるのかを確認してみましょう。
確認をしておけば、求人があるのかないのかが事前に分かるので、無いにも関わらず、登録をして人材紹介会社に行く手間がはぶけます。
人材紹介会社も女性の支援に力を入れているので、大手人材紹介会社であれば問題なく利用できるはずです。
また、人材紹介会社は、すでに存在する求人を案内するだけなく、転職活動を行っている人に合う求人を見つけてくるということも行います。
すでにある求人で応募条件が合わないといった場合でも、その企業の人事に問い合わせて応募できないか確認をしてくれることもあります。
このように、人材紹介会社は様々な形で女性の転職を支援してくれるので、利用を検討してみるとよいでしょう。
1-2. ハローワークを利用する場合(マザーズハローワーク)
女性の就業に力をいているのは公共機関も同じです。
ハローワークを利用しても相談や求人情報を見ることができますが、女性は女性専門のマザーズハローワークを利用することがお勧めです。
マザーズハローワークという名前ですが、子供がいない女性でも利用できます。
マザーズハローワークでは、子供を抱きながらでも利用できる環境がありますし、少し大きい子供がいても遊ばせておける場所があります。
また、相談員も女性が抱く不安をよく把握しているので、相談に対する適切な返答がもらえるはずです。
求人情報に関しても、女性を対象としたものだけを揃えているので、様々な求人の中から探す手間を省くことができます。
それ以外にも、女性を対象としたセミナーや支援金が貰えるインターンシップに関する情報もあるので、女性の力強い味方になってくれるはずです。
2. 相談と並行して、一人でも転職活動をしてみよう
30代高卒女性が転職活動をする場合、まずは相談をすることが重要なので人材紹介会社や公共機関を利用してみましょう。
しかし、それだけだと時間を有効活用できないので、時間がある間に一人でできる転職活動を行っていきましょう。
家事の合間であっても、インターネットを活用することで求人を探すことができます。
以下の記事で、いくつか求人サイトを紹介しているので、そちらを利用するのもよいでしょう。
しかし、一般的な求人サイトだと女性の求人が少ない場合があります。
ですので、女性を対象とした求人情報サイトを利用すると効率的に求人情報を探すことができます。
女性の求人情報サイトの代表格には、女の転職@typeがあります。
女性の求人サイトだけあって、休日が多い求人や育児と両立できる求人がまとめられているなど、女性が利用しやすいサイトになっています。
また、再就職や転職を希望する女性向けの情報も充実しているので、それらの情報を活用することでより条件のよい企業に再就職することも可能でしょう。
それ以外の女性向け対象のサイトには、派遣会社の求人サイトがあります。
派遣社員の多くは女性ですので、女性向けの求人が充実しているです。
しかし、「私は正社員になりたい!」という人もいるでしょう。
そういった方は、派遣会社の求人サイトから紹介予定派遣を探してみてください。
紹介予定派遣は正社員になるために派遣を利用する仕組みです。
派遣社員として1から3か月程度働いて、会社の雰囲気を確かめてから正社員になれるので、人気が出ています。
紹介予定派遣の利用者も女性が多いことから、女性向けの求人がたくさんそろっています。
「高卒の人が転職活動で使っている求人情報サイト一覧」の中で派遣会社の紹介もしているので、気になる人はチェックしてみてください。
3. 子供の預け先も同時に探そう
ここまでで30代高卒女性の再就職の方法が分かったと思いますし、この方法で再就職を目指した活動を続ければ、いずれよい企業が見つかるはずです。
しかし、いざ働こうと思っても、子供がいる人は、子供の預け先がなくて困ってしまう人も多いです。
こういった事にならないように就職活動と並行して、子供の預け先も探すようにしましょう。
一般的に多いのは、親に預ける、学童に預けるなどがあります。
一時的に預けるような場合は、近所のママに頼むといったケースもあります。
その他であれば、企業内保育所がある企業を探すといった選択肢も考えられます。
預け先について困っているということならば、上記した人材紹介会社や公共機関で相談するのもよい方法でしょう。
4. まとめ
30代高卒女性が再就職を考えた場合、まずは人材紹介会社や公共機関で相談してみることをお勧めします。
それと並行する形で、インターネットを利用した求人探しや、子供の預け先を探すようにしましょう。
女性の就業を支援する体制が社会的に整いつつあるので、働こうと思ったら動き出してみてください。