転職活動では履歴書の趣味・特技欄に何を書けばいいのか?
最終更新日:2017年7月24日
履歴書の中には、免許や資格を記入する欄以外に、趣味や特技を書けるスペースが用意されたものがあります。
趣味や特技があったとしても、転職活動の履歴書に個人的な趣味・特技を書いてもよいものなのでしょうか?
評価される趣味は案外たくさんある
山登り、テニス、コーラスから鉄道、TVゲームまで、一般的によく知られているものから、マニアックなものまで、趣味と呼べるものはたくさん存在します。
しかし、これらの趣味のすべてが評価につながるということではないので、その点は注意しなければならないでしょう。
鉄道の写真を撮ることが趣味でも、鉄道関連に勤めたり、カメラマンとして働くのでなければ評価されにくいかもしれません。
TVゲームに関しても、内向的なイメージがあるので、コミュニケーション能力に疑問符をつけられてしまうかもしれません。
しかし、だからといって趣味欄を空欄にしておくのはもったいないです。
結構多くの趣味がアピール材料として、評価につながる場合は多いからです。
山登り、テニスなど、スポーツや体力が必要な趣味であれば、仕事で必要な体力や積極性などが期待される可能性があります。
コーラスといった趣味でも、大勢の人で音を合わせなければならないので、大勢での活動での連携や協力がうまくできる人だと見られることもあります。
それ以外のマイナーな趣味であって面接官が知らないようなものでも、それが仕事で何らかの形で活かせるということであれば、説明を上手くすることで評価につなげることができます。
個人的な趣味であまり記載するのはよくないのではと考えてしまう人も多いですが、まずは、その趣味で得た経験や知識が仕事で活かせる点はないかを考えてみてください。
上記した、鉄道やTVゲームといった趣味であっても仕事で活かせるということであれば、十分アピール材料として利用することはできます。
特技欄は何を記入すればいいのか?
趣味と一緒に特技を記載できる履歴書は多いです。
しかし、特技欄にはどういったことを記入すればよいのでしょうか?
中には、体が柔らかいといったことや、モノマネが上手いといったことを特技から連想してしまう人もいるかもしれません。
さすがに、こういったことを履歴書欄に書く人はいないですが、特技にはこのようなものも含まれているので、余計に何を書けばいいのか迷ってしまうようです。
しかし、上記した趣味と同じように
「仕事で活かせる特技は何か?」
と考えると案外簡単に思いつかないでしょうか。
例えば、
- 「そろばんをしていたので、暗算が得意」
- 「人の名前と顔はすぐに覚える」
- 「キーボードの入力スピードが非常に速い」
- 「人と打ち解けるのが早い」
といったことなどです。
ここに記載した例を見て、自分にも仕事に活かせる特技があったと思った方もいるのではないでしょうか。
上記したように特技と聞かれると何か特殊な才能のように思ってしまい、履歴書に記載していない人は多いです。
しかし、例にあげたような内容が書かれていれば、仕事でも活かしてもらえそうだと思われて評価される可能性は高いです。
面白い例としては、
「運がいい」
といったものがありました。
「運がいい」ということが特技に当てはまるのかはわからないのですが、運がいい人は仕事でも活躍してくれそうです。
こういった少し変わった内容であっても、何か期待できそうと思われる場合は評価されることもあります。
ただし、履歴書というフォーマルな書類なので、あまりふざけすぎないようには注意したいです。
まとめ
趣味・特技は、「仕事に活かせるか?」を考えて記載するかを検討しましょう。
記入してなかったり、簡単に記入している人もいるので、よく考えて記入しておけば、強いアピールになる可能性もあります。