高卒30代以降の転職活動方法とは?
最終更新日:2018年10月5日
当サイトを訪れる高卒転職者には20代の人もいますが、30代以上の人もたくさん訪問されています。
20代の転職活動は、企業側の採用意欲が高いですし、未経験職種などに応募しても若いので一から勉強するつもりで転職しても問題になりません。
しかし、30代を超えてくると転職市場での立場は少し変わってきます。
ここでは、年齢別の転職者数についてのデータを参考に、高卒で30代以降の人が転職を考えた時に、どのように転職活動をすれば良いのかについて解説します。
年齢別転職者数
ここに総務省が調査を行った、年齢別の転職者数についてのデータがあるので見て下さい。
最も転職数が多い年齢は、25歳から34歳となっています。
2番目に多いのが35歳から45歳、3番目は15歳から25歳となっており、比較的若い人が転職をしていることが分かります。
これらの結果から、30代で転職活動を行っている人は、相当多いのだということが分かったかと思います。
一般的に転職市場では25歳から30歳の人が最も有利であるといわれています。
では、30代以降の転職事情はどのようになっているのか、以下で解説していきます。
30代前半は転職市場でも重要視されている
30代を超えると転職活動が難しくなると考える人もいるかもしれませんが、30代前半の内は転職市場でも非常に求められていると考えておいて良いです。
もっとも転職活動で有利な年齢というのは、27歳、28歳、29歳という年齢ですが、30代前半であればそれらの人と同列に見られる可能性が高いです。
30代前半であれば、まだ前線のプレイヤーとしても活躍できる人が多いですし、マネジメントについても少し経験しているという事で転職後も仕事を与えやすい人材であると考えられています。
ただし、30代を超えているとプレイヤーとしては、ある程度の知識経験を持っていることが前提とされている事が多いので、保有資格やこれまでの実績をアピールする必要が出てきます。
しかし、一方で非正規雇用が増加する中で30代までフリーターをしている人も増えています。
こういった人は仕事経験も浅く保有資格も無い人が多く、正社員に転職するのが難しい状況にありました。
それらの対策として国が求人情報において年齢制限を設けることを禁止したので、年齢に関係なくどの求人にも応募できる環境が整いつつあります。
30代半ばから後半になると求人が減ってくる
30代半ばを超えてくると、一般的に何らかのリーダー役を任されていたり、係長、課長といった管理職の立場になる人も出てきます。
こういった立場の人も一定の人数が求められているのですが、プレイヤーとして活躍できる20代から30代前半の人ほどには転職市場での求人数は多くはありません。
ですので、30代半ば位の人ならば、マネジメント職を探すよりも、プレイヤーとしての職を探して、とりあえず企業に入社する事を考えた方が内定を早く貰えるでしょう。
また、30代半ば以降の人には、これまでの実績にこだわらずに柔軟に対応できるかどうかも重要視されています。
前職までに築き上げた実績や経験、技術などに自信を持ちすぎて、次の職場でも自分のやり方を通してしまう人が多いのも、この年齢の人の特徴です。
しかし、転職者はあくまで新しい企業にとっては新人ですし、新しい環境には前職場とは違ったルールや働き方があるので、そういった環境になじむ必要があります。
最近は減りましたが、年齢による上下関係を意識してしまうのでしたら、そういった考えは捨てるべきでしょう。
転職先では、自分よりも年齢の低い上司がいる場合もあるので、そういった人たちの指示に従いながら行動する事が求められる可能性もあります。
30代半ば以降には、即戦力として活躍できる能力を備えていながらも、これまで築いたやり方を捨て去る覚悟も必要であるなど、かなり難しい立場であるといえるでしょう。
30代高卒転職者が使っている転職エージェント
転職活動では、自ら求人サイトの求人を探すことも大事ですが、転職後の満足度を高めたいのであれば転職エージェントを利用するのが最も効率的です。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが転職者の希望に合わせた求人を紹介してくれるので、自ら求人を探すよりも良い求人に出会える可能性が高いからです。
しかし、転職エージェントにも様々な企業があり、どれを選べばよいのか分からないという人も多いので、ここで、30代高卒転職者が利用していて満足度の高い転職
エージェントを紹介していこうと思います。
リクルートエージェント
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