退職を引き止められたらどうするの?

最終更新日:2017年7月24日

退職を引き止められたらどうするの?のアイキャッチ画像退職を決意して、退職の相談を上司にすると引き止めをされる場合があります。

一人でも辞められたら仕事が進まなくなる事はよくあるので、上司としても必死なのです。

こういった場合、どのように対応すべきなのでしょうか?

引き止められないように準備するのが大事

引き止められないようにするには、引き止められないように事前にしっかり準備をしておくことがなによりも大事です。

企業側としては、辞められると仕事が滞る、新しく人を採用しても同じレベルで働けるまで時間がかかる、という事をもっとも懸念しているはずです。

この部分に関しての企業側の不満を出来るだけ少なくする、という事が引き止められる可能性を下げ、円満退職にもつなげることができるのです。

その為の準備としては、退職は繁忙期をさけて、出来るだけ閑散期にするということです。

皆さんも働いていたので分かると思いますが、繁忙期に人手が一人でも減っては堪らないと思うはずです。

当然企業も同じように思っていますので、退職を伝えるのは閑散期にしておきましょう。

また、一般的には退職を伝えてから引き継ぎ作業を行うのですが、退職をすでに決意しているのでしたら、引き継ぎ作業のようなことをすぐにでもはじめておくとよいでしょう。

引き継ぎ作業を本格的に始めるまえでも、自分の仕事のノウハウを引き継ぐであろう人にある程度伝えておく、返却すべきものについて整理しておくなどはできるはずです。

こういった作業を進めておけば、退職後も後任者がスムーズに仕事をすすめられて、仕事が停滞することを防ぐことができるはずです。

上司には、「仕事のノウハウに関してすでに○○に大方伝えております。これからの本格的な引き継ぎ作業も完璧にこなします」と退職を相談する段階でいえれば、引き止めをされる可能性を下げることができるはずです。

退職の準備は、退職願いを出してからだけでなく、その以前の準備から重要になってくるのです。

退職の決意を揺るがないようにしておく

引き止められないように準備していても、おそらく多くの方が引き止めをされるはずです。

それだけ企業にとっては一人の人間が辞めるのは大きなことなのです。

ですので、引き止めをされても、そこで迷ってしまわないように退職の決意をきっちり固めておくということも大事です。

高卒者が転職活動をする前に考えるべき事 」で取り上げた事をもう一度チェックして、退職の決意が本物であるのかもう一度確認してみてください。

特に今いる会社でも解決できるような事給与額などに不満がある、といったようなケースでは引き止めをされた際に、決意がグラグラ揺らぐ人が非常に多いので注意が必要です。

ただ、引き止めをされても、必ずしもそれを振り払って退職しなければならないという訳ではありません。

給与額に不満があって、給与額アップを提案された場合、それで満足なら留まるのもよいかもしれません。

しかし、こういったケースでは退職願いを出すのではなく、その前に待遇改善のお願いをするべきです。

辞めると一度提案してしまうと、残ることになっても上司は「またすぐに辞めるといいだすかも」という懸念が残り、よい関係を築けなくなる可能性があります。

まずは、待遇改善をお願いして、それで駄目なら退職を相談する、退職相談の段階になって給与アップを提案されても断ると決めておくとよいでしょう。

理不尽な引き止めには、断固とした態度で臨もう

企業の中には、退職を相談すると強行な手段をとって引き止めをする場合もあります。

怒鳴ったり、損害賠償を請求するなど脅したり、される可能性もあります。

こういった事におびえてしまって、留まることは絶対にしてはいけません

もし、それであなたが留まってしまえば、企業はその方法が有効であると認識して、次に辞めると言った人にも同じ事を繰り返すはずです。

こういった引き止めにあった場合は、すぐに労働基準監督署などに相談して、退職の方法を相談するとよいでしょう。

このような理不尽な引き止めにあった時点で、その企業は決して貴方の味方ではありませんでの、妥協してはいけません。

きっちり、公共機関を味方につけて対応していきたいです。

まとめ

引き止めにあっても、ここで取り上げたように、準備をきっちりして、決意を固めておけば納得してくれる企業は多いでしょう。

あとは、引き継ぎ作業をきっちり行ってから退職をしましょう。

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