長く働くために、入社後すぐの働き方で気をつけておきたいこと
最終更新日:2017年7月24日
転職活動を行って、やっと内定を得ることができたら、「さぁ、頑張って働くぞ!」と勢いこんでしまう人が多いです。
しかし、気をつけないと、転職先での仕事に疲れたり、空回りして、早期に退職してしまう可能性もあります。
転職先で長く働きたいと考えている人がほとんどでしょうから、どのようにすれば長く働くことができるのか、解説していきます。
入社後の体調管理は万全に!
新しい職場に溶け込むために、早く仕事を覚えなければと考えて、仕事を頑張りすぎる人が結構たくさんいます。
しかし、そういったことが負担になりすぎて、体調を崩してしまう人がいますが、それでは逆に仕事が遅れてしまい、何のために頑張ったのか分からなくなります。
新しい職場で働くことは、それ自体が結構大きなストレスになっています。
また、できあがった人間関係に溶け込まなければならないことや、経験のない仕事を任されることがあるなど、入社時には予想以上に負担がかかっていると思っておいた方が良いでしょう。
自分自身が緊張状態にあると、こういったストレスや疲れに気づかないということもあるので、注意してください。
入社時には新人歓迎会や飲み会が多く、帰りが遅くなることもあるかもしれませんが、それ以外の日であれば、早く帰って、早く寝ることがおすすめです。
子供っぽいアドバイスに思うかもしれませんが、やはり睡眠が最も人間の疲れを癒してくれるので、早く寝るだけで次の日の疲れは全く違ってきますので、ぜひ実践してみてください。
仕事で得た情報はメモに取り、整理しておこう
新しい職場では、新しい技術を学んだり、新しい会社の仕組みを学ぶなど、知識や情報が洪水のように溢れてきます。
新しい人間関係も構築されていくので、その間でも新しい情報をたくさん得ることになるでしょう。
こういった、たくさんの情報を得た時には、頭で覚えておくのは無理があるので、メモを残すことがとても大事です。
後でメモしようと思っていても、忘れてしまったり、正確ではなくなる可能性があるので、その場で直ぐにメモをとるようにしたいです。
しかし、メモは取ったものの、整理されていなくて、何が重要なのか分からなくなったり、場合によっては、何のためのメモだったのか分からなくなってしまい、逆に頭を混乱させてしまうこともあります。
そういったことにならないように、家に帰ってからは、メモしたことを振り返って整理をして、優先順位をつけたり、重要なものを把握したり、仕事内容ごとにまとめておくようにしましょう。
また、新しく教えてもらう仕事は、優先順位をつけて覚えないと、些末な仕事を覚えることに時間をかけてしまい、肝心な仕事を覚えるのが後回しになってしまう可能性もあります。
そういったことを避けるためにも、整理したメモを参考に、覚える仕事に優先順位をつけるのもよいでしょう。
少し慣れてきた時が一番危ない!
体調も万全で、仕事も覚え、人間関係も良好であれば、ほぼ新しい職場になじめたといえると思います。
しかし、車の運転などで慣れた時が一番危ないといわれるように、転職後の働き方でも、慣れた時が一番危ないということがあるので、注意が必要です。
仕事でも慣れたときに注意が散漫になって大きなミスをしてしまうことがあります。
また、人間関係でも、慣れたころに、上下関係や、マナーをおろそかにするようになって、上司や同僚、お客さんからの評価を下げてしまう人もいます。
こういったことがあったからといって、退職する羽目になるということは少ないと思いますが、後々まで尾を引くようなことを少し慣れたころにしてしまう人が多いように思うので、注意するようにした方がよいでしょう。